『古今亭寿輔 トロピカル・ドリーム(CD2枚組)全6席』が発売されました。
2019年2月26日
キッチンミノルが撮影を担当しました。
「ごあいさつ 古今亭寿輔
“噺家は陽気で品がなければいけません”
五代目今輔師匠に教えていただきました。
こんな熱帯魚スタイルで、陽気さや品がありますかねェ?
お楽しみいただけたら幸いです。
お待たせいたしました。古今亭寿輔さんの落語六席をここに集成します。
演者と観客が一体になってつくり出すのが寿輔落語。CDにパッケージされた寄席の空気をどうぞお楽しみください。
プロデューサー 和田尚久
DISC-1 KNCZ-83003 76:56
「死神」 2018年2月21日 32:00
「英会話」 2018年2月23日 17:00
「地獄巡り」2018年2月24日 27:47
DISC-2 KNCZ-83004 76:53
「龍宮」2018年2月27日 22:38
「文七元結」 2018年2月22日 36:49
「代書屋」 2018年2月28日 17:17
浅草演芸ホールにて収録
お囃子・滝沢仁美 /成田みち子 /木本惠子
寿輔の履歴書
1944年 山梨県甲府市生まれ。父親は地方公務員をしていた。
ラジオで落語の面白さに目覚め、高校生になると、休みの日に片道三時間半をかけて上京。寄席を覗いた。
落語家志望を親に述べるが反対され、高校卒業後、東京・京橋の銀製品店に就職。宮内庁にも納品する一流店。
1968年 やはり落語家になりたいと考え、勤めを辞めて三代目三遊亭圓右に入門。前座名、右詩夫。人形町末廣で初高座。
1972年 四代目古今亭寿輔として二つ目昇進。
二つ目のころに、黄色、ピンクなど熱帯色を配した自作の衣装を発案、新宿末廣亭で初披露。楽屋の反発もあったが観客には支持された。
この時期、東北放送、山形放送でラジオ番組の仕事があり、十年ほど東北通いを続ける。
1983年 真打昇進。
近年は毎秋に上野広小路亭で「寿輔ひとり会」を開催。二十年を超えている。
出囃子は中山晋平作曲「シャボン玉」。賞罰なし。
企画・制作・作画:和田尚久
編集・マスタリング:草柳俊一
撮影:キッチンミノル
デザイン監修:デザインルーム風都市
デザイン制作:小嶋あずさ
協力:浅草演芸ホール 温室」
(編集部より)